皆さんの中にも歯磨きのときに電動歯ブラシを使用している人も多くいるのではないでしょうか。
しかし、電動歯ブラシの使い方を教えてもらった人はあまりいないのではないでしょうか?
今回は電動歯ブラシの正しい使い方についてお話します。
電動歯ブラシはどのように持つの?
重い電動歯ブラシはパームグリップのように握って持つと手が疲れにくいかと思います。
細かい部位や、細かい動作を行うには、ペングリップ(鉛筆持ち)で持つと隅々まで細かくブラッシングすることができます。
手用の歯ブラシとは磨き方が違う
手用の歯ブラシはゴシゴシと動かして磨きますが、電動歯ブラシの場合、自動的に歯ブラシを動かしてくれるので、1本1本の歯に優しく当てるだけで大丈夫です。
手用の歯ブラシは汚れをこすって磨きながら落としていきますが、電動歯ブラシの場合汚れを粉砕しながら落としていくため、磨き方を変える必要があります。
ブラシは優しく当てる
電動歯ブラシは強く歯に押し当ててしまうと、毛先が広がってしまい、歯茎やお口の中の粘膜を傷付けてしまう原因となります。
また、電動歯ブラシはブラシの毛先が最も振動します。ブラシを押し当てることで本来の清掃効果が低下してしまいます。
そのため電動歯ブラシのブラシは、毛先が軽く歯に当たる程度で当てるようにしましょう。
歯と歯茎の間は斜め45度で!
歯と歯茎の境目(歯頚部)の部分は、汚れが溜まりやすく、磨き残しが残りやすい部分になります。
電動歯ブラシの毛先は斜め45度でブラシを当てて、しっかり毛先で汚れを除去しましょう。
噛み合わせの部分の当て方は?
噛み合わせの部分(歯の溝の部分)の磨き方は、ブラシを垂直に当てることで、振動を均等にすることができます。
正しいブラシの当て方をすることで、磨き残しをなくしましょう。
ブラシの交換頻度は?
電動歯ブラシの先端はメーカーにもよりますが、だいたい3か月で交換となります。
ブラシの毛先が開いていたり、汚れがひどい場合は3カ月経過しなくても交換するようにしてください。
歯間部の汚れは補助用具で!
歯と歯の間の汚れは電動歯ブラシだけでは除去しきれないので、歯間ブラシやフロスを併用して使用してください。 正しい使い方で清潔なお口を保ちましょう。