お子さんがいる方の中には、ある日いきなり「ママ!なんか歯がグラグラする!」と言われたことのあるママもいるのではないでしょうか。
では、子供が乳歯から永久歯に生え変わる時期や歯の抜ける順番などを解説します。
乳歯はいつ頃から抜けはじめるの?
まず、乳歯の抜けはじめる時期はいつ頃なのでしょうか。
乳歯の生え変わりには個人差はありますが、だいたい5歳前後からはじまり、12歳ごろまで続きます。
先ほども述べたように歯の抜ける時期には個人差がありますので、6歳になってもまだ抜けない子もいますし、逆に4歳のころから抜けはじめるなど様々です。
乳歯はどの順番で抜けるの?
では、乳歯はどのような順番で抜けるのでしょうか。
- まずは下の前歯の二本がグラグラし始めて抜けます。
- その後上の前歯二本が抜けはじめ、奥歯が抜けます。
- 乳歯が抜けた後は半年後ぐらいに永久歯が生えてきます。
抜ける順番にも個人差がありますので、この順番に抜けなかったからといって心配になることはありません。
グラグラして来たらどうしたら良いの?
歯がグラグラしてくると、お子さんの方から「なんか歯がグラグラする」と言われることが多いかと思います。
しかし、グラグラしているからと言って無理やり抜いたりせず、自然に抜けるのを待ちましょう。
グラグラして痛いときの対処法
歯がグラグラしてくると、ご飯を食べている時など痛みがあってご飯が食べられないという話もよく聞きます。
その場合は歯茎が炎症を起こしている場合もありますので、歯医者さんを受診するようにしましょう。
乳歯が抜ける前に永久歯が生えてくることってあるの?
乳歯が永久歯に生え変わる時期に、乳歯が抜ける前に永久歯が生えはじめることもあります。
しかしいつになっても抜ける感じが見られない場合は歯科医院へ行き診てもらうとよいでしょう。
歯の生え変わりの時期は、乳歯と永久歯が混合の状態が続きます。
そのため、うまく歯ブラシが当たらず虫歯になってしまったり、歯肉炎になってしまうことが多くあります。
歯間ブラシやフロスを使って口腔ケアを行いましょう。
気になることや不安なことがあれば歯医者さんに相談しましょう。