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運転していて眠くなったらガムを噛むと目が覚める。よく言われていることですね。
ガムを噛むことで集中力が高まったり仕事のストレスが減るのは、脳への血流量が上がるからです。
これは頚動脈が噛む時に使う筋肉でポンピングされることにより血流が上がり前頭前野のワーキングメモリーが活性化を起こすことによるものです。
アイルランドの研究者アレフとスミスはフルタイムで働く大学職員126人を対象に、ガムを噛む場合と噛まないケースでパフォーマンスにどのような違いが生まれるかを実験をしました。
すると、仕事上のストレスをはじめ不安・抑うつ・不注意・疲労感・仕事の遅れなど全ての項目で改善が見られたのです。
注目すべきは、不安や抑うつにまで効果があったのかということです。
これは前頭前野が活性化されると思考を司る機能が理性をあげ、大脳辺縁系の本能的な感情をコントロールするからです。
近頃、元気がない人は、ガムを噛む、または、食事の時よく噛んで食べると少しづつ前向きな気持ちになれますよ。