知覚過敏について

最近、テレビでよく放送されているシュミテクトの宣伝で、この言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
毎日診療をしていて、本当に多くの方がこれが原因で来院されています。
このページを読んでいるあなたも、「なんとなく冷たいものがしみるな・・・」という方はこれが原因の可能性も多分にあると思います。

一般的によく言われる知覚過敏とは、普段はあまり痛みを伴わない歯に歯ブラシや冷たいものなどの刺激を加えた時、一時的な痛みや不快な症状を感じる状態をいいます。
しかしこの状態は、初期の虫歯とほとんど同じですのできちんとした診査、診断が必要です。
症状が1週間以上続く場合は、自己判断で決めつけないことが大切です。

症状

1.冷水、あるいは普通の水
2.冷たい空気、あるいはふつうの風
3.歯ブラシ、つまようじなど
4.甘味、酸味など刺激のある食品

によって、痛みや不快感が引き起こされる

原因

知覚過敏

外からの刺激が歯の神経に伝わりやすい状態になることで起こります。
特に象牙質は熱を伝えやすく、そこが露出することによって起こります。

1.歯のつけ根の部分が歯ブラシのしすぎなどにより、すり減った場合
2.咬み合わせの面が、長時間のくいしばりや歯ぎしりによってすり減った場合
3.歯周病などで歯ぐきが下がり、歯の根っこが露出した状態になった場合
4.酸を含む飲食物を摂り続けることによって、歯の表面のエナメル質が溶けて薄くなったりした場合

※コーラ等の炭酸飲料、酢、柑橘系の飲食物などが原因のものを『酸蝕症』ともいいます。

知覚過敏の治療法

まず、歯ブラシの圧が強すぎたり、研磨剤の入った歯磨き粉の使い過ぎが原因であることが多いので、

1)歯ブラシをやわらかめのものに変えてください
2)歯ブラシ圧をかなり弱くしてください(100~200g程度)
3)歯磨き粉を変えてください
(知覚過敏用で刺激の少ない「シュミテクト」や「センシティブ」など)コマーシャルを見てシュミテクトを使っている方はとても多くなりましたが、歯ブラシの種類や使い方を間違えている方がとても多いと感じています。以上の3つの生活習慣を変えていきながら、治療をすすめていきます。・すり減っている部分が目で見えないor少ない時
・たまにしかしみない時
・しみ方がそれ程強くはない時

(1)歯に薬を塗り、表面をコーティングして外からの刺激を伝わりにくくする。

・(1)の薬を塗る治療を3~4回しても症状が良くならない時
・歯のすり減っている部分が広いor深い時

(2)歯に”つめもの”をして外からの刺激を伝わりにくくする

・(2)の治療をしても症状がよくならないとき
・しみかたがずっと強くてorずっとしみていて、日常生活に支障をきたす時
・歯周病などで歯の根っこがひどく露出していてそこからしみる場合

(3)最終の手段として、痛みを感じる神経自体を抜いてしまう

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