皆さんの中に、笑ったときに人と比べると歯茎が見えてしまいコンプレックスに思っている人もいるのではないでしょうか。
今回はガミースマイルについて詳しくお話しします。
ガミースマイルってなに?
笑ったときに上の歯ぐきは上唇に隠れてほとんどみえません。
一般的に言われているガミースマイルとは、上の歯茎が3㎜以上口元から見えていることを言います。
歯茎が見えていることで笑うことにコンプレックスを持つ方が多くいます。
ガミースマイルの原因は?
ガミースマイルの原因はいくつかあります。
まず、上唇を引き上げる筋肉に原因がある場合があります。上唇挙筋という上唇と小鼻を引き上げる筋肉が強いと、唇がひっぱられて笑ったときなどに歯茎が目立ってしまいます。
歯茎から見える歯の大きさに原因がある場合
歯が見えている部分が歯茎に埋もれてしまっている場合は、笑ったときなどに歯茎が目立ってしまう原因となります。
前歯の歯冠長(歯が見えている部分の長さ)の平均は11.3㎜と言われているので、気になる方は測ってみてください。
上顎の過剰な発達がある場合
上顎の骨が、過剰に発達することで、前に突き出たように位置することがあります。
その場合、上唇に上の歯が収まりきらず、口元から歯茎が見えてしまうことがあります。
この場合は出っ歯(上顎前突)の状態でもありますので見た目などにコンプレックスを持つ方が多いです。
歯茎の過剰な発達
歯茎が発達することで、歯に歯茎が覆いかぶさったような状態になります。
この場合も歯茎の面積が広くなるので、ガミースマイルとなります。
ガミースマイルの治療は? ガミースマイルの治療はいくつかありますが、筋肉が原因の場合は、ボツリヌス注射を行い、筋肉の動きを抑制します。しかし、半年に1度程度の定期的な注射が必要です。