いつ矯正を始めたらいいですか?

いつ矯正を始めたらいいですか?

矯正治療をしていると、子供の成長のダイナミズムに驚かされます。
幼児期からずっと来院していて、ある時期矯正治療に入ったお子さんもいます。。
お付き合いしながら、矯正治療はどの時期に始めるのがよいですか?と、お母さんに、聞かれます。

間引く(抜歯をする)矯正をする可能性があるときは、極力高校生以降に着手したいな~、と思っています。
早く治したい、という気持ちが伝わってきます。
でも、ちょっと待ってね、と言うのは、理由があります。

さて、歯並びの治療と言うものは、そのお子さんの顔立ちを決めるものになってきます。
ところが、顔というのは、子供時代、1年1年、激しく変わっていきます。

中でも、小学校の上学年からの変化はすごいです。一気に顎が成長します。
下顎が小さくて、大丈夫かな~と思っていたお子さんの顔が、なんとなく、がっちりしてきて、目力もぐっとアップします。
そうなると、思春期の始まりです。
乳歯も永久歯に置き換わり、中学くらいで、ほぼ、大人の歯並びが完成たように見えます。

しかし、このころの歯並び矯正は、タイプによっては不安定で、矯正治療後、かみ合わせがどんどんかわっていくこともあります。
成長がまだまだすさまじい。
高校生と中学生をよくよく比べてみると、かなり雰囲気が違いますよね。
高校生は、中学生より全体にがっちりしています。
中学でけっこう男っぽく、女っぽくなっていた子たちも、さらに、どか~んと大人の雰囲気に突入です。

そして、顎!
この高校の3年間で、上下顎がさらに、ぐぐぐ~っと大きくなります。
とくに、下顎の成長スパートはめざましいです。
矯正治療の経過の写真をとっていると、2か月くらいで、まるで違う顎のラインになっている。

高校生マジック、と私はひそかに読んでいます。

ですから、私は簡単に歯を間引く(抜いて減らす)矯正ができないのです。
まだまだ顔のライン、顎の大きさ、かわっていくので、完成していないフェイスラインをもとにして歯を間引いてしまうのは慎重にしなければいけません。

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