知っておこう!赤ちゃんのお口の中!

知っておこう!赤ちゃんのお口の中!

赤ちゃんの歯について

みなさんは、赤ちゃん歯がいつごろから生えてきたり、どのように歯を磨くのか知っていますか?

今回は赤ちゃんの歯やお口の中について詳しくお話したいと思います。

赤ちゃんはいつから歯が生えるのでしょうか?

みなさんも知っているように、生まれたばかりの赤ちゃんはまだ歯が生えてきていません。
一番初めに生えてくる歯は6ヶ月頃に下の前歯が2本生えてきます。
次に10ヶ月頃に上の前歯が2本生えてきます。
そして1歳になった頃に、上下4本ずつ前歯が生えてきます。
1歳4ヶ月頃に上下左右1本ずつ奥歯が生えてきて、2歳6ヶ月頃にはさらに上下左右の奥歯が1本ずつ生えて乳歯が生えそろいます。
生えそろった乳歯は全部で20本です。

赤ちゃんの口の中はきれい!

赤ちゃんの口の中には、虫歯の菌や歯周病の菌は存在しません。
そのため生まれたばかりの赤ちゃんは、最初の感染は親などの唾液からの感染と言われています。
例えば、お母さんが口にした食べ物を赤ちゃんの口に運ぶことで感染したり、お母さんから口移しをしたり、可愛さゆえにキスをするなどでも感染すると言われています。
しかし、いくら感染しないように気をつけていても、何らかの理由でいつかは感染してしまうことがあると思います。
ここで大事なことは、お母さんのお口の中に歯周病や虫歯などを作らないことです。
もし虫歯や歯周病になっていたら放置しないで歯科医院を受診するようにしましょう。
出産前につわりなどの症状がなければ、定期的に検診にいくのもいいのかもしれませんね!

赤ちゃんの歯はどのように磨いたらよいのでしょうか?

最初の歯が生えかけのうちは、お母さんの人差し指などにガーゼを巻きつけ、歯ぐきの部分や、歯の先端などを拭きとってあげる方法でお口の中を清潔にしてあげましょう。

歯が半分くらい生えてきたら、小児用の歯ブラシで歯磨き粉は使わず、優しいタッチで小刻みに磨いてあげてください。

歯磨きに興味をもってもらいましょう

お母さんだけが磨くのではなく、お子さん自身にも歯磨きに興味をもってもらうのも大切です。
最初は、歯ブラシをお口の中に入れる練習をしましょう。
磨かなくても入れるだけで、歯ブラシに慣れてもらいましょう。
歯ブラシを嫌がらずに口に入れられるようになったら、少しずつブラッシングが出来るように練習をしていきましょう。

初めのうちは、一人できれいに磨くのは大変なので、しっかりお母さんが仕上げ磨きをして清潔なお口の中を保つようにしましょう。

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