子どもはお菓子をあげると喜ぶのでおじいちゃん、おばあちゃんとしては、つい甘い物をあげてしまうと思います。
しかしこれには注意が必要です。
お孫さんを大切に思うなら、食事の時間やおやつの時間をきちんと決めましょう。
アイスクリームや炭酸飲料、ケーキなど、甘くておいしい物をつい与えたくなると思いますが、なるべくそれらを日常的な食べ物にしないこと。
「特別な日の嬉しい食べ物」とルールを決めて与えるように工夫してください。また、自然な食品なら大丈夫とつい思いがちですが、果物や100%果汁のジュースなども、酸が歯を溶かすので実は大敵です。
物を食べた後には必ずお茶や水を飲ませて、口の中をいつも清潔にしておくなど積極的に歯によい生活習慣を身につけるようにしてください。
乳歯の管理は家族とかかりつけ医の二人三脚で
歯は生えて1~2年が特にむし歯になりやすく、4歳頃からむし歯ができ始める子が増えます。
予防のために小学校低学年までは、大人が仕上磨きを続けてください。
ただ、乳歯の場合、たとえ毎日きちんと口の中を見ていても、気付かない奥歯のすきまなどに、案外大きなむし歯ができていることもあるので、半年に一度は定期検診を受けましょう。
フッ素を塗布することも有効です。
これを機に、おばあちゃんはお嫁さんと相談し、お孫さんの歯を長期的に一緒にケアしてくれる、かかりつけ医を決めてはいかがでしょうか。
歯磨き指導などをしっかりしてくれる歯科衛生士のいる歯医者さんなら安心です。
乳歯の虫歯予防のコツ
●甘い物を不定期に与えない
●仕上げ磨きをする
●水(お茶)をよく飲ませる
●かかりつけ歯科医院で定期検診を受ける
●フッ素を塗布する