プラセンタ療法

プラセンタ療法

プラセンタとは、母体と赤ちゃんを結ぶ胎盤のことです。プラセンタには生命を誕生させるのに必要な栄養素(アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸、グロースファクター、ビタミンなど)が豊富に含まれています。

母親の体内で、わずか10ヶ月の間に、1個の受精卵を3kgまでに育て上げるという驚異的な働きをもった組織です。このエキスを注入すると、全身の細胞が活性化され、細胞レベルからの若返りが期待されます。

もともと医療の現場では、肝炎や更年期障害の治療に使われてきました。日本国内では、50年前から行われている治療法です。

効果

  1. 美肌効果(血液やリンパの流れを促し皮膚のコラーゲンを増やす。保湿、美肌効果もある)
  2. 抗酸化作用(老化の原因である活性酸素の働きを阻害する)
  3. 抗アレルギー作用(花粉症、アトピー性皮膚炎などの体質改善が期待できる)
  4. 血行改善作用(血行改善作用により、肩こり、腰痛、冷え性が軽減する)
  5. 抗疲労作用(疲れにくくなる、疲労から早く回復できるという作用がある)
  6. 自然治癒力を高める(免疫力、自然治癒力を高め、細胞を活性化する)
  7. 肝細胞再生作用(肝細胞増殖因子が働き、肝細胞の増殖を促します。肝細胞が増えれば、代謝・解毒・排泄の全身機能を改善することが期待できる)
  8. 創傷治癒促進作用(やけど、ケロイド、傷口を早く治すのではないかということが期待できる)

具体的効果

1.美容
美白、しみ、しわ、肌荒れ、にきび、皮膚の老化防止などに効果があります。

2.医療
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患にはじまり、高血圧や糖尿病、ガンなどの生活習慣病、肝炎、肝機能障害、リウマチや更年期障害、不妊症、生理不順、冷え性などの産婦人科疾患、老眼や白内障、自律神経失調症、貧血、肩こり、歯肉炎・歯周病などの歯科疾患、慢性疲労症候群などに高い効果が認められます。要するになんにでも効きます。

副作用について

30年以上の実績があり、基本的には副作用はありません。
副作用と呼べるものには、注射部位の発赤、腫脹、かゆみなどがありますが、よくもむことによって2~3日で回復します。

また、ホルモン注射では一切ありませんので、体調が悪くなることはありません。

使用するヒトの胎盤も、エイズや肝炎などの感染症の恐れがないように、厳しく検査、管理され、日本人の胎盤のみを使用しています。(原料となる胎盤の、エイズウイルス、B型・C型肝炎ウイルス、成人T細胞白血病のウイルス感染をチェックしたうえで、121℃で20分の熱処理を行っているので安心です。)

現在、認可がおりているものは、「ラエンネック」「メルスモン」の2種類だけです。当院では「ラエンネック」を採用しております。

2003年より、プラセンタは特殊生物薬剤に指定され、より厳しく管理されています。

歯科治療とプラセンタについて

臨床調査が日本で行われました。歯肉炎、歯周病、アフタ性口内炎、顎関節症に悩む852人にプラセンタ注射が行われました。

その結果は、75%以上の患者さんに効果があり、プラセンタが歯科、口腔領域でも有効であるとの結論を得ました。

当院では、歯周病や、慢性の炎症性疾患、口内炎、抜歯や外科手術後の治癒促進を目的に行っております。インプラント手術後も炎症が少なく、術後の疲労感も少ないようです。

投与方法について

基本的には、皮下注射または、筋肉注射です。1回2アンプルを1週間に2回を、3ヶ月くらい続けるとよいでしょう。その後は、ご自身の体調で1週間に2アンプルを1回続けられると効果は持続いたします。

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