最近では新型コロナウィルスも落ち着き、マスクを外す方が増えてきています。
マスクを外すしたときに銀歯がみえるより、白い歯が見えると印象が変わりますよね。
今回は、被せものの中でもセラミックについて説明していきたいと思います。
セラミックってなに?
セラミックとは、歯の治療をしたときに、詰め物や被せものをしたときに使用する素材のことです。
セラミックは、透明感があり、歯との親和性が良い材料となります。
そのため、一見普通の歯と見間違えるほど審美性が良いものもあります。
セラミックのメリットにはどのようなものがあるの?
セラミックのメリットとしては、先ほどもお話ししたように、まず審美性が良いことです。
透明感のある自然な歯の色を再現できるため、ご自身の歯の色にあったものを入れることができます。保険内で入れる被せものの中にも白いものはありますが、歯の色を精密にすることはできません。
着色や変色をしない
セラミックは汚れの付きにくい素材のため、プラークなどの汚れも除去しやすくいので、歯の健康を守るのにも良い素材となってます。
また、コーヒーや紅茶、お茶などの着色がつきやすい飲み物や食べ物を食べても、着色を防ぐ事が出来ます。
劣化しにくいため、二次カリエスが起こりにくい
歯科治療では、被せものや詰め物を行いますが、時間の経過と共に劣化してしまうことがあります。
詰め物や被せものが劣化することで、歯との間に隙間が出来て、そこから再度虫歯になることがあります。
セラミックは劣化しない素材でできているため、二次カリエスになるリスクが低くなります。
金属アレルギーにならない
金属をしようしていないため金属アレルギーを起こす心配がありません。
また、金属が使われている被せものの場合、歯茎に金属成分が色素沈着を起こす場合があります。セラミックの場合このような心配はいりません。
セラミックのデメリットは?
デメリットとしては、保険適用ではないことです。
そのため、治療の費用は、保険適用の場合と比べると高額になってしまいます。
また、セラミックは強度が高い素材のため、強い衝撃をうけると欠けてしまう場合があります。
そのため、食いしばりや歯軋りが強い方などはマウスピースで予防してもらうことも重要です。
審美性を気にしている方は検討を!
もし、今のお口の中で審美性が気になるなどのことがあれば、被せものをセラミックにするのも良いかと思います。
かかりつけ医に相談してよい方向で治療できるようにしましょう。