最近では、お口の中の健康にも目が向けられていて、TVやSNSでも様々な歯ブラシの宣伝がされています。
ドラッグストアの歯ブラシコーナーを見てみるとたくさんの歯ブラシがズラリと並んでいますよね。
今回は歯ブラシの種類についてお話しします。
基本的な歯ブラシの名称
歯ブラシはそれぞれの部分に名前がついています。
歯ブラシの手で持つ部分をハンドル、先端のブラシの部分をヘッド、ヘッドとハンドルをつなぐ部分をネックと言います。
ハンドルは握りやすいものを選ぼう
いろいろな歯ブラシをよく見てもらうとハンドルの太さには種類があることに気づくかと思います。ハンドルには太いもの、細いもの、滑りにくいようにラバーがついたものなどがあります。いろんな種類の歯ブラシを使用してみて、磨くときにストレスなく握ることのできるハンドルの歯ブラシを選ぶようにしましょう。
ヘッドの部分は厚みや大きさに違いがある
ブラシのヘッドの部分は長さや幅、厚さがいろいろあります。
大きなヘッドのものは、広い範囲を一気に磨くことができますが、細かい部分や、歯列不正の部分は磨くのが苦手です。小さなヘッドのものはより細かい部分を磨くことが可能となります。
厚みが薄い方が奥まで磨ける
歯ブラシをよく見てみると厚さにも違いがあります。
ヘッドの薄い歯ブラシの方が、厚いものと比べると奥歯の歯にもしっかりとブラシの毛先を当てる事ができて、隅々まで磨けます。
しかし、厚い方が磨きやすいという方もいるので人それぞれです。
ネックの形もいろいろあります
ネックの形にはストレートタイプ、アングルタイプ、オフセットタイプがあります。
皆さんがよく見かけるのはまっすぐなストレートタイプではないでしょうか。
アングルタイプは奥歯をしっかり磨くのに適した形をしています。
オフセットタイプはストレートタイプより磨く力が弱く伝わるので優しく磨きたい人に適しています。
ブラシの毛の硬さも様々
毛の硬さにはかため、ふつう、やわらかめなどがあります。
健康な歯茎の方はふつうの硬さのものを使用すると効率よく汚れを除去することができます。
歯茎からの出血があったり、歯茎が痛んでいる方はかためのものを使用してしまうと悪化することがあるのでやわらかめを使用するようにしましょう。
自分に合った歯ブラシをみつけよう!
様々な種類の歯ブラシがありますが、お口の中は人それぞれ違います。 ご自分の口腔内の環境を確認して、自分の歯・歯茎に適した歯ブラシを選択するようにしましょう。