みなさんのまわりには”健康”に気を付けている方が以前よりも増えてきたのではないでしょうか。健康を維持するためにウォーキングや、公園で軽い体操をしたり、ランニングしている人をよく見かけます。
健康な体を作るためにはバランスの取れた食事も大切ですよね。
今回は医食同源について詳しくお話しします。
医食同源ってなに?
医食同源とは、日頃からバランスの取れたおいしい食事をとることで、病気の予防や治療ができるという考え方です。
食べるものと薬になるものは同じという意味の漢方の用語でもあります。確かにしっかりとした食事をしている人には元気な人が多いですよね。
栄養バランスの良い食事とは?
栄養バランスの良い食事とは、五大栄養素をしっかりと取り入れた食事のことです。
五大栄養素とは、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルのことをいいます。
1つの食材だけでこの五大栄養素をすべて含んでいるものはありません。そのため、様々な食材を合わせて調理して栄養のバランスが全体的に取れていることが大切です。
エネルギー源になる炭水化物
炭水化物には、みなさんが良く食べているごはんやパン・麺類などがあります。
その他にも、イモ類や砂糖なども含まれます。炭水化物を健康的に摂取するには、食物繊維の多いものを選び、しっかりと噛んで食べることが重要です。
炭水化物の取りすぎは肥満につながりますので注意しましょう。
からだを作るたんぱく質
たんぱく質は、筋肉や臓器、身体の調整に役立っているホルモンの材料となったり、エネルギー源にもなる大切な栄養素です。
代表的なものに、肉や魚、卵、牛乳などの乳製品があげられます。
エネルギー源となる脂質
脂質の役割は、体のエネルギー源となったり、糖質やたんぱく質の代謝によって生まれた熱をキープして体温を保持する役割もあります。脂質が不足すると体調不良や、肌荒れの原因となります。
体の調子を整えるビタミン・ミネラル
ビタミン・ミネラルは三大栄養素である脂肪・糖質・たんぱく質の代謝を助ける働きをしています。
ビタミンは、ビタミンそのものがエネルギーになるものではありませんが、それがないと体がスムーズに働かない、体の潤滑油のような働きをしています。
ビタミンの代表的なものに、野菜や果物などがあります。
ミネラルの代表的なものには海藻類や小魚、乳製品などがあります。
栄養バランスの取れた食事で健康を維持!
このような五大栄養素をしっかりと使用した食事を1日3回決まった時間に食べることで、規則正しい食事につながります。
規則正しい食事は、健康の維持にもつながりますので、ぜひ毎日の食事を見直してみましょう。