歯がしみる原因には、歯磨きの磨き方や、歯磨き粉選びが重要というお話をしましたが、今回はそれら以外に歯がしみる生活習慣にはどのようなものがあるかお話ししたいと思います。
歯ぎしりや食いしばりをしていませんか?
寝ている時に歯ぎしりやくいしばりをしていると言われたことがある人もいるのではないでしょうか。
歯ぎしりや食いしばりなどの過剰な力が歯にかかると、歯が欠けてしまったり、ひびが入ってしまうことがあります。
歯ぎしりや食いしばりをすることでも、神経が過敏になってしまいしみる症状が出ることがあります。
予防するにはどうしたらいいの?
歯ぎしりや食いしばりを指摘されたら一度歯科医院へ相談してみてください。
症状にもよりますが、寝ている間にマウスガードをはめて寝ることで、歯への負担を少しでも減らすことができます。
気になるようならまず歯科医院へ相談しましょう。
スポーツ飲料を多く飲んでいませんか?
部活やスポーツをしている人の中には、水分補給のために、スポーツドリンクをちびちびと飲んでいる人もいるのではないでしょうか。
もちろん熱中症対策のためにも水分補給は重要です。
しかし、スポーツドリンクばかり休憩の合間にちびちび飲むということを続けると、歯の表面が溶けやすい状態となります。
歯がすり減る原因になる
歯の表面が溶けやすい状態で歯磨きをごしごししてしまったり、スポーツなどで食いしばったりすると歯がすり減りやすく、しみる症状が出やすくなりますので注意しましょう。
また、スポーツ後は疲れてそのまま歯磨きをせずに寝てしまうということもありますので、寝る前には歯磨きをするように心がけましょう。
酸っぱいものの食べすぎも注意!
最近では、健康のために酢を飲んでいる方などが増えてきています。
もちろん、健康のためにはとても良いことだと思います。
しかし、歯にとっては摂取しすぎはあまり良くないので、酢などを飲んだ後は飲みっぱなしではなく、しっかりと歯磨きするようにしましょう。
お口の中の乾燥も注意が必要です
お口の中が乾燥することで、唾液の自浄作用などがうまく作用しません。
そのため、口腔内が汚れてしまい虫歯などのリスクを上げてしまいます。
お口が渇いているなと思ったら水分補給をし、お口を潤すマウスリンスなどを使用して、口の中を乾燥から防ぎましょう。
症状がでたら歯科医院へ
このように、私たちの周りには、しみるリスクを上げてしまう生活習慣や癖が多くあります。
もし、しみる症状がでてきたら、放置せず、近くの歯科医院で診察してもらってください。