妊娠中になりやすい 3つのお口の病気

1.妊娠性歯肉炎

妊娠により女性ホルモン(エストロゲン)が増え、歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)に滞留し、それをエサとする歯周病菌によって歯茎に炎症が起きてしまいます。

つわりによる歯磨きのしにくさも関係しています。具体的には、歯ぐきの腫れ、出血が起こります。普通の歯肉炎と違い、痛みが出にくいという特徴があり、進行しやすいので注意が必要です。

特に妊娠初期の5~20週くらいから起こりやすいです。できるだけ早めに歯科を受診してひどくならないようにする必要があります。

また、歯周病菌が出すプロスタグランジンによって、子宮が収縮し、陣痛を起こし、お腹の赤ちゃんに悪影響が出て、低体重児や早産の確率が7倍になる。流産もリスクも上がると言われています。

2.妊娠性エプーリス

妊娠中に、歯ぐきにコブの様なしこりができることがあります。

妊娠中のホルモンの増加によって、歯ぐきのコラーゲンが増殖したことが原因です。主に、上の前歯や、下の奥歯の歯ぐきにできます。

大変心配される妊婦さんも多いのですが、殆んどが良性の腫瘍なので、心配はありません。出産後に自然に治ることが多いです。

3.虫歯・歯周病

妊娠中のつわりによる、歯ブラシのしにくさ、食べ方の変化(ちょこまか食べる)によってお口の中が酸性になったり、ホルモンの増加によって歯周病が活発になったりするせいで、どうしても虫歯・歯周病になりやすくなります。

妊娠中も治療は可能です。お薬等を必要としたりするときもありますので、なるべくなら安定期に治療するのが理想です。



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