芸能人の歯茎が突然きれいなピンク色になっていたりすると、自分も『歯肉のホワイトニング』をしてみよう!と思っても心配なことがあると思います。
よくある質問をまとめてみました。
Q1 痛いですか?どのくらいの日数できれいになりますか?
答え ひどく痛むことはないです。黒さの程度、回数によっても違いますが、通常2週間から1か月できれいなピンクの歯茎になります。
Q2 メラニン色素沈着が気になります。予防法と除去法を教えて下さい。
答え ● 予防法を知るには、メラニン色素が沈着してしまった原因をよく考えて下さい。
タバコの喫煙もしくは受動喫煙がメラニン色素が歯肉に付く原因です。
家庭内で禁煙者がいれば3歳の幼児でも歯肉は少しづつ黒ずんできます。
予防は禁煙とタバコの煙がある所には絶対に近づかないことです。
● 家庭での自己ケアでの歯肉メラニン色素除去は、歯のホワイトニング同様に無理です。歯科医院で除去治療を受けて下さい。
Q3 タバコをやめる気は、ありません。歯ぐきが黒いのは治りますか?
答え ピンク色の本来の歯肉に戻すのは可能です。
患者さんの中には、歯のそうじを定期的にするように、気になったら歯肉のホワイトニングをされる方もいます。
しかし、タバコが原因のメラニン色素沈着ですと、タバコをやめなければ、時間が経つと再び黒ずんできてしまうことは、覚えておいて下さい。
Q4 小さい子供ですが、歯ぐきの黒いのは、とれますか?
答え できないことはありませんが、治療時間と日数を必要としますので、治療を望む姿勢が、ご本人にできてからがよいと思います。
子供の場合は、受動喫煙によるメラニン色素沈着と思われますので、家族の方の禁煙を心がけることが先決だと思います。
歯肉のホワイトニングは、保険証+子育て支援医療費受給資格証を提示されても保険適応外なので、自費治療となります。
※歯肉のホワイトニングは、保険適応外です。